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水、断水の記憶

子供の頃に、大規模な断水を経験した記憶があります。
いわゆる平成の大渇水による給水制限です。
その年は雨不足のニュースが何度も流れおり、ダムのほとんど干上がった様子が映されていました。

まだ子供だったこともあり、私は水不足・断水をそれほど深刻にとらえていませんでした。
どれほど広範囲にわたって影響があったのかを知ったのは後年のことです。

取水制限はおおよそ時間を決めて行われていたと記憶しています。
何時から何時までは給水されるがそれ以外は水が出なくなるといった具合です。
当然ながら水を自由に使えないのは困るので、汲み置きしておくことになります。
給水時間中に、バケツやタンク(新しく貯水用のバケツを調達したはずです)に貯めておいて、例えば、トイレに行った後は小さいバケツや洗面器にその水を入れて流しに行っていました。

それなりに、不便だったはずですが、なぜか個人的にはあまりストレスを感じていませんでした。
何かキャンプやアウトドアのレジャーに行った時のような気分がして張り切ってさえいたような印象があります。
当時の、特に生業の影響を大きく受ける大人たちの心労はいかほどだったろうかと思いますが、私の周囲では少なくとも表面的には「大変だなハハハ」と笑って受け流すような雰囲気がありました。

とは言え、それ以来水の備蓄には多少気を使うようになったと言えます。
飲用のミネラルウォーター数箱に水道水・雨水の貯水パックを常備。
普段意識しなくても蛇口をひねっても水が出ない経験は後を引いているのかもしれません。

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